洗車の豆知識
ワックス洗車は水ハジがよくなる…だけど、◯◯◯になりやすい!
ワックス洗車の主な成分は油で出来ています。非常に単純な話、油は水をハジきますよね、だからこそワックスは水のハジきが良くなるのです。
そんなワックスでも気を付けないと思わぬ落とし穴があるのをご存知でしょうか?
実はワックス洗車は気を付けないと『水アカ』が生まれやすいのです。何故なら、これもワックスが「油」だからなんです。
大気中には、たくさんの気化した油が舞っています。その中には排気ガスや工場の煙突から出てくる煙に含まれた、『汚れた油』も含まれています。油は、水をハジきますが、同じ油とは混ざりやすいのです。つまり、ワックス洗車を行って、ボディにワックスが残っていると、大気中の汚れと混ざってしまい、結果水アカになってしまうわけですね!
ポリマーコーティングって何?
車の塗装は車の使用年数が経つに連れ、削れてしまい、汚れが付きやすくなってしまいます。車の塗装に使用される主な原料は樹脂です。更に、ポリマーコーティングで使用される原料も同じく樹脂となります。簡単に言うと、経年劣化に伴い削れてしまう塗装=樹脂の代わりに、同じ成分を持ったポリマー=樹脂を張って(コーティングして)、塗装の擦り減りを防ぐ手法です。
みがきって実はスゴイ!
車の表面は汚れや粉塵、油などで、使用年数が経過すると目に見えない凹凸が出来るようになります。
車の表面に凹凸が出来てくると、光の乱反射を起こしてしまいます。これが、新車の頃のような艶やかな輝きが失われる原因です。
これを解決するのが、「みがき」と呼ばれる手法です。このみがきとは、乱暴にいうと車の表面を削る作業を行います。でもご安心を。削るのはあくまでも『凸』の部分。つまり、凹凸を無くしてしまう作業を行います。表面を平らにすることで、光の乱反射を無くし、新車の頃の鏡のような煌めきを愛車に取り戻すことができるのです。
その為、この手法は別名『鏡面加工』とも呼ばれています。
- 水洗い
- 水の噴射でチリ、埃、土砂等を洗い流す最も基本となる洗車となります。
- シャンプー洗車
- 水の噴射に加え、洗剤を使用して、水だけでは落ちない弱油性の汚れを洗い流す洗車です。
- ワックス洗車
- 水洗い、またはシャンプー洗車後にワックス(油)をボディに乗せ、水をハジかせる洗車です。
- コーティング
- 表面処理です。主に、普通の洗剤では落ちない汚れを特殊な溶剤を用いてキレイにした後、ボディの上に皮膜を形成することで、艶やかな状態を長持ちさせる手法です。
- みがき
- 鏡面加工とも呼ばれます。目に見えないボディの凹凸を無くし、光の乱反射を防ぐことで、新車の頃のような輝きを取り戻す手法です。